パリ5区☆久しぶりのローラン・デュボワ
パリ生活中、最近は自宅で食べるチーズはマルシェやご近所のチーズ屋さんで調達していますが、お招きディナーやお持たせ、日本へのお土産となるとやはりこのお店、
チーズ熟成士のM.O.F(Meilleur Ouvrier de France・国家最優秀職人賞)Laurent Dubois(ローラン・デュボワ)氏のお店へ出向きます。
パリ市内にいくつか店舗がありますが、私にとってはかつて住み慣れた5区のお店が一番☆
さ〜て今回はどんなチーズにしましょ?
ちょっとピリ辛なバスクの唐辛子で味付けをされたものなど夏にはより美味しいよね〜♬とか、思いながら日本に持ち帰るチーズ選び。
クリーミーなフロマージュ・フレなどは日本に持ち帰るのは難しいので現地パリで楽しむに限る☆
それからウォッシュ系の臭いチーズも私の場合湿度の低いパリだと臭いものもペロっと食べられるのに、日本で食べようとすると、その納豆が究極に熟成したような匂いに一瞬躊躇…。
やはり湿度や空気感と味覚の関係はきっとある。。
ところでチーズ屋さんはいつ来てもあまり並びが変わっていないように見えますが、こちらのお店はより季節感を感じやすく、またシーズンごとにお店オリジナルの商品も店先に並ぶので見ているだけも楽しめます。
グリオットが載ったハートシェイプの白カビチーズはバレンタインの時期やお持たせにもぴったりだし、今ならハーブが載ったものなどが白ワインとの相性も良いし。
クリスマスの時期などは豪華なチーズセットもバンバン売れるそうですが、こんな帽子ケースのような大きな筒型ボックスに色々なチーズを詰め込んでプレゼントされてみたい!
その際は、黒トリュフサンドのカマンベール入りで♡
こうしてあれこれ見ながら店員さんにオススメを伺いながら選んだチーズ。
大きな塊チーズは、サイズ的な要望も伝えてその場でカットしていただき、
そしていつものようにバキュームパックに。
今回は、フィガロ・ジャポン8月号のバスク特集に刺激されたので、オッソ・イラティ、ブルー・デ・バスク、アルディ・ガスナ(ピマン・デスペレット)などのバスク地方のチーズを中心に選んでみました。
でも自宅用には、ナイフで有名なLaguiole(ライヨール)のハードチーズ。
まずは自家製玉ねぎのコンフィチュールとチョコレートソースを添えて。
以前ブログにコンテチーズにチョコレートを合わせたショコラ・フロマージュのタルティーヌをご紹介していますが、
(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-507.html )
本来は使うチーズはコンテではなく、このライヨールなのです…☆
そこでそのライオールチーズとチョコレートはカカオ92、72、45%ではどれが一番美味しいか検証☆
好みはあると思うけれど、92では甘味が無さ過ぎてチーズの塩気が引き立たず、45では逆にチョコレートの甘味が主張し過ぎ。
コンテよりも凝縮感と塩味を強く感じた今回のライヨールチーズには個人的には72ぐらいがお互いの良さを引き立て合うように感じました。
こんな食べ比べの楽しいおフランスのチーズはお土産には欠かせません。
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「日本の夏、とりあえず」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1586.html
<info>
Fromagerie Laurent Dubois
47 Ter Boulevard Saint-Germain, 75005 Paris
01 43 54 50 93
http://www.fromageslaurentdubois.fr/fr/
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